2010年9月23日木曜日

『南京虫』訴訟

本日、南京虫(あるいはトコジラミ、英語ではベッドバグ)によって被害を受けたアパートの住人が大家を相手を相手取る形で、訴訟の申請をしてきました。訴訟の申し立ては離婚のケースはありますが、他は無いので記念すべき初一般訴訟♪ただ、訴訟とは言っても実際に裁判になるかは分かりませんが。

南京虫、アメリカでとっても増えてるんですよね。かく言う私も被害に遭いました。あれは、痒いだけではなく、いつ刺されるかという不安で安眠できなくなり、精神的な苦痛も大きいです。それに、刺された後もすぐに腫れが引かず、その部分を隠す感じになり、下向きな気持ちにもなります。また、ゴキなどと違い、部屋をキレイにしても関係無く、普段はベッドボードや壁の隙間に隠れているので見つけ辛い。ニューヨークでは、大手アパレルチェーンのお店が一時閉店したり、政府関係ビルが閉まったり、南京虫の活躍も目覚しいものがあります(笑)。

南京虫はアメリカだけでなく、世界各国、そして実は日本でも増えてるみたいですね。お年寄りの施設や温泉などで大発生したケースもあり、駆除の会社も急速に増えているようです。

さて、この南京虫訴訟の行方やいかに・・・。

2010年9月8日水曜日

国際離婚

配偶者がアメリカと日本に別れている状況で離婚をする場合は、ちょっと大変になります。大変というのは、離婚自体が難しくなると言う事ではないのですが(注:これは子供無しで、特に争う事柄の無い場合)、アメリカの裁判書類を日本に送る場合はただ郵送してサインして貰うだけではダメで、特別のプロセス(外務省や日本の裁判所経由)を踏まないといけないのです。例え日本にいる配偶者がそれでいいと言っても、これを踏まないとアメリカでの離婚が無効になる可能性有り。

昨今、インターネットで色々な情報が得られる反面、こういった事も間違った情報が飛び交っていますから、注意が必要です。やはり大事な事は自分で直接確認しないといけないですね。私もまだまだ分かっていない事が多いので、学びの日々です。