家庭裁判所

明日はクィーンズの家庭裁判所にヒアリングに行って来ます。初めてのヒアリングなので上手くいくか心配ですが、頑張るぞ～。前回のクリミナルコートに続き、またここには書いていませんがランドロード・テナントコートで住人側の弁護士として付いたり、初めての事ばかりです。今まで全然違うことをやっていたから、当たり前か～。今更ながら、銀行のコンプライアンスから一般の弁護士への転身というのは大変というのに気づきました^^。でも、始めたからにはやるしかありません☆

離婚についての記事を書きます

日本のフリー雑誌(US FrontLine)に毎月離婚についての記事を書く事になりました！ただ、それは全国紙なので実はNY州だけで活動している私には難しいことが後から分かりましたが、まあこれも勉強になっていいでしょう。まだまだ、覚える事ばかりなので、記事を書きながら発見していく事も多いと思います。取り合えず、12回の連載がんばります。

刑事訴訟

以前から念願だった刑事訴訟を始めまして、本日Criminal Courtに行って参りました。今日の分はすぐに終了し、1月にヒアリングが設定されました。それまでに次の対策を練らないと・・。Criminal Courtは一般にも公開されているので、ヒアリングの見学に行って来ようと思います。がんばるぞ～。

訴訟は化かし合い？

☆下に盗難事件を書きましたが、私のラップトップを持って行った人が、何とあるお店経由で戻してきました。ナゼ私のコンピュータを持ち出したには言い訳があるようですが、もうこの際いいです。もう新しいのを買ってしまってお金は掛かりましたが、今までの書類が返ってきたので取り合えず嬉しいです。今回の事で、ホントに先の事は予測できない、というのを学びました。

ところでタイトルですが、以前に書いたように『南京虫』訴訟に関わっているのですが、イヤ～、相手側がある事ない事言ってくるのにビックリしました。もちろん正当な理由も根拠も無しに。日本人の女だと思ってなめられてるのかな？名前からしてエスニックだし（とは言え、相手もマイノリティーですが）、書類も何だか素人が作ったぽかったしね（笑）。金額も物凄くふっかけて来て、私が恐れをなして尻尾巻いて逃げるのを期待したのかな。でも、駆け出し弁護士であろうが、インパクトの無い日本人女であっても、いいのだ、負けないのだ！幸い協力してくれる人もいますし、少しずつ攻めていきたいと思います。こちらには正当な理由もあり、法的には強いので。

私は見かけはソフトかもしれないけど、負けず嫌いなんです。大和魂を見せてやる～（笑）。

転んでも、起き上がってまた歩き出そう

最近、バングラディッシュやネパールのような発展途上国にて工場を立ち上げ製品化をしそれを日本で販売している、若き起業家・山口絵里子さんの本を読んでとても感動しました。起業をしたのは２０代半ばという若さ。挫折もありながら全力でぶつかっているひたむきさに心が打たれました。特に、人に裏切られたり、黙って工場ごと引っ越されたりと、辛い目にも遭っているのにあきらめないで事業を続けているのは本当に素晴らしい。また、その成果はちゃんと出ており、ビジネス的にも成功している。山口さんの２冊目の本の表紙裏に「転んでも起き上がってまた歩き出せばいい」という言葉があり、私も小さいながらも起業家としてかみ締めていたのですが・・。

そんな矢先、その言葉が試されるような事件が私にも起きました。自宅に置いてあった仕事用のラップトップがある人に盗まれ、事務所を立ち上げてから今まで作った書類を全て失いました（涙）。バックアップを取っておかなかったので、全てパーです。盗った人は分かっておりますが、色々な事情から刑事責任を問うことはしないと思います。まあ、良い意味で取れば独立数ヶ月後で良かった。これが１年や２年経ってからだったら、もっとショックが大きかったと思うし。

私はまだまだ山口さんのレベルには達っしてませんが、あきらめないで頑張るぞ～。

遺言書の作成

この度、ボランティアで高齢者の遺言書の作成をしたのですが、先週の金曜日に署名をして貰いに行って来ました。結局、ソーシャルワーカーさんのオフィスで、ソーシャルワーカーさんと私が証人となって、本人の他に署名をする事になりました。そこに娘さんもいらっしゃったのですが、予想外に下の娘さんも来てビックリ。というのは、以前に彼女と遺言書の事で話した時には、「父とは連絡を取っていませんから」と冷たくあしらわれたのです。まあ、もしかしたら得体の知れない外国語訛りのある弁護士から電話があってビビッたのかな～、なんて余り気にしないようにはしておりました。

金曜日に会った時には「この前はゴメンなさい。あの後、父とは仲直りしたのよ」とすまなさそうに言ってくれました。もしかして、遺言書の事がきっかけとなって仲直りできたのかもしれない、と思うと良いことをしたなあ、と心温まった出来事でした。

『南京虫』訴訟

本日、南京虫（あるいはトコジラミ、英語ではベッドバグ）によって被害を受けたアパートの住人が大家を相手を相手取る形で、訴訟の申請をしてきました。訴訟の申し立ては離婚のケースはありますが、他は無いので記念すべき初一般訴訟♪ただ、訴訟とは言っても実際に裁判になるかは分かりませんが。

南京虫、アメリカでとっても増えてるんですよね。かく言う私も被害に遭いました。あれは、痒いだけではなく、いつ刺されるかという不安で安眠できなくなり、精神的な苦痛も大きいです。それに、刺された後もすぐに腫れが引かず、その部分を隠す感じになり、下向きな気持ちにもなります。また、ゴキなどと違い、部屋をキレイにしても関係無く、普段はベッドボードや壁の隙間に隠れているので見つけ辛い。ニューヨークでは、大手アパレルチェーンのお店が一時閉店したり、政府関係ビルが閉まったり、南京虫の活躍も目覚しいものがあります(笑）。

南京虫はアメリカだけでなく、世界各国、そして実は日本でも増えてるみたいですね。お年寄りの施設や温泉などで大発生したケースもあり、駆除の会社も急速に増えているようです。

さて、この南京虫訴訟の行方やいかに・・・。